Jiro-Project2007-11-03

『きょう‐ぼう【凶暴/兇暴】

[名・形動]性質が残忍で非常に乱暴なこと。また、そのさま。「―な犯人」「―性を帯びる」』


僕達が小中学校男子の時は勝気・お転婆ってレベルじゃねぇぞ、って女子はみんなこう呼ばれました。なんで男子はみんなこの呼び名を付けるのが好きだったのか。
男子が集まって「凶暴」の話をするときは、あたかも老農夫が山の向こうに棲む鬼の話をするかのように肩を寄せ合い怯えながらでした。
棍棒の代わりにホウキを振り回し無力な農民を苦しめ、ちゃんと掃除をしろと怒り狂います。
・・・やはり「凶暴」です。


当時はマジで命の危険を感じてて正直大嫌いでしたし、僕の記念すべき人生初の命乞いもこの時だったのですが、今にして、おっさんになった今になってみると、もっと叱って欲しいほしかったなって、ぶたれてもへっちゃらだいって目に涙を溜めて(←嬉し涙)言えそうな気がするんです。
これが人間の心のフ・シ・ギ☆


人間は習慣付きます。石ころを何万回空に投げようと石自身に空へ向かって飛ぶという習慣が付かないのとは違い人間はそういう存在です。


話は変わりますが、「太鼓は男子に叩かせる」って発言は凶暴です。
もしも、僕がその場にいる男子だとして太鼓を叩く事を拒んだ時に、そのバチで何をされちゃうのかを考えて怯えるところまでを含んで凶暴です。



一年経って皆様が改めて思い出すから、僕も思い出しました。
そういう次第です。